【実録】屋根修理の「突然の訪問営業」は断れ!優良業者を見分ける3つの質問と断り方の正解
「近所で工事をしている者ですが、お宅の屋根の板金が浮いているのが見えました。今なら無料で点検しますよ」
ある日突然、自宅にやってくる屋根業者の訪問営業。親切心からのアドバイスに見えますが、実はこれ、屋根リフォーム業界で最も多いトラブルの入り口かもしれません。特に台風の後や季節の変わり目には、こうした「点検商法」が急増します。
大切なわが家を守るため、そして無駄な高額出費を避けるために、訪問営業の裏側と、本当に信頼できる優良業者を見分ける具体的な方法を知っておきましょう。
なぜ「突然の訪問営業」を断るべきなのか?
結論から言うと、突然やってくる業者のほとんどは、相場よりも高い金額を提示したり、不要な工事を勧めたりする傾向があります。
1. 「点検商法」の罠
「屋根が剥がれている」「釘が抜けている」と不安を煽り、屋根に登らせようとします。恐ろしいことに、中にはわざと屋根材を壊して「壊れていました」と写真を見せる悪質なケースも報告されています。
2. 「今だけ・足場代無料」の嘘
「今契約すればキャンペーンで足場代を無料にします」という言葉も要注意。足場代は通常15万〜25万円かかる実費です。それを無料にするということは、他の工事費に上乗せされているか、必要な工程を省いて手抜き工事をされるリスクがあります。
3. クーリングオフを妨害する手口
契約を急がせ、すぐに材料を発注したり工事を開始したりすることで、消費者が冷静に判断してキャンセル(クーリングオフ)するのを防ごうとする業者も存在します。
訪問営業をスマートに、かつ確実に断る「正解のセリフ」
しつこい営業マンを撃退するには、曖昧な返事をせず「うちは間に合っている」と伝えるのが一番です。
「知り合いの工務店(親戚の業者)にいつも頼んでいるので大丈夫です」
これが最も効果的です。「プロの知り合いがいる」と思わせれば、それ以上付け入る隙がなくなります。
「家族(夫・妻)と相談しないと決められないので、名刺だけ置いていってください」
その場で判断せず、物理的な距離を置く方法です。名刺をもらっても、こちらから連絡する必要はありません。
「インターホン越しで失礼します。必要ありませんのでお引き取りください」
ドアを開けないのが最大の防御です。
騙されない!優良業者を見分けるための「3つの質問」
もし屋根の劣化が気になっていて、業者を呼びたいと思ったときには、以下の質問を投げかけてみてください。答え方でその業者の誠実さがわかります。
質問1:「屋根の上だけでなく、屋根裏も見ていただけますか?」
本当に丁寧な業者は、表面だけでなく雨漏り跡がないか、カビが生えていないか、屋根裏(内側)からも状態を確認しようとします。
質問2:「詳細な見積書と、全箇所の現状写真をもらえますか?」
「工事一式」ではなく、使用する屋根材の商品名、塗装の回数、面積(㎡)が細かく書かれた見積書を出すのが優良業者の証です。また、どこがどう悪いのか、納得できる証拠写真を提示してもらいましょう。
3. 「保証内容と、アフターケアの期間はどれくらいですか?」
工事が終わってからが本当の付き合いです。「製品保証」だけでなく、施工不良によるトラブルに対応する独自の「施工保証」を10年以上付けている会社は信頼度が高いといえます。
失敗しない屋根リフォームへの3ステップ
後悔しないためには、自分のペースで納得のいく業者選びをすることが不可欠です。
地元で長く営業している会社を探す
何かあったときにすぐ駆けつけてくれる地元の業者は、悪い評判が立つと商売ができなくなるため、丁寧な仕事をすることが多いです。
「相見積もり」を最低3社から取る
同じ工事内容でも、会社によって数十万円の差が出ることがあります。価格だけでなく、担当者の説明の分かりやすさも比較しましょう。
資格や許可証を確認する
「一級建築板金技能士」や「屋根外壁調査士」などの資格を持っているか、建設業許可を得ているかを確認するのも一つの目安です。
まとめ
屋根のリフォームは、家の寿命を延ばすための大切な投資です。しかし、焦って契約してしまっては、守れるはずの家も資産も失いかねません。
「屋根が危ないですよ」と言われても慌てず、まずは冷静に断りましょう。その上で、自分から信頼できるパートナー(業者)を探すことが、10年後、20年後に「この屋根にして良かった」と思える唯一の方法です。
まずは、お住まいの地域の優良業者から、じっくりお話を聞いてみることから始めてみませんか?
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