介護リフォームで後悔しないために!業者選びの3つの条件とケアマネへの相談術
「実家の段差をなくしたいけれど、どの業者に頼めばいいの?」「ケアマネジャーさんにどう伝えればスムーズ?」介護リフォームを考え始めたとき、最初にぶつかるのがこうした悩みです。
介護リフォームは、一般的なリフォームとは全く異なります。身体状況に合わない手すりを付けてしまったり、使いにくい段差解消をしてしまったりすると、せっかくの費用が無駄になるだけでなく、かえって事故の原因になることもあります。
今回は、後悔しないための**「業者選びの3つの条件」と、補助金申請に欠かせない「ケアマネジャーとの連携術」**を徹底解説します。
1. 介護リフォーム業者選び「3つの必須条件」
単に「リフォーム」と名のつく業者ならどこでもいいわけではありません。以下の3つの条件を満たす業者を選びましょう。
① 福祉住環境コーディネーターなどの有資格者がいる
介護リフォームには、建築の知識だけでなく、病気や加齢による身体の変化、福祉用具の知識が不可欠です。「福祉住環境コーディネーター」などの資格を持つスタッフがいれば、専門的な視点から「どこに手すりが必要か」を論理的に提案してくれます。
② 介護保険の申請代行や書類作成に慣れている
介護保険の住宅改修費(最大20万円)を受け取るには、煩雑な書類作成が必要です。実績のある業者は、自治体ごとに異なる申請のコツを熟知しており、ケアマネジャーとも円滑に連携してくれます。
③ 現地調査で「動作」を確認してくれる
単に寸法を測るだけでなく、実際に本人が歩く姿や、立ち上がる動作を確認する業者は信頼できます。「将来、車椅子になった場合」まで見据えた提案ができるかどうかが、プロの分かれ目です。
2. ケアマネジャーへの相談をスムーズにする「3ステップ」
補助金を利用する場合、ケアマネジャーに「理由書」を作成してもらう必要があります。忙しいケアマネジャーと効率よく話を進めるためのコツをご紹介します。
ステップ1:具体的な「困りごと」をメモする
「なんとなく危ない」ではなく、「夜中のトイレ移動で、廊下の曲がり角でバランスを崩しそうになる」「浴槽の縁が高くて、足が引っかかりそうになる」など、具体的なシーンを伝えます。
ステップ2:ケアマネジャー・業者・家族の「三者面談」を設定
別々に話をすると、内容の食い違いが生じがちです。可能であれば、現地調査の日にケアマネジャーにも同席してもらいましょう。その場で「身体機能」と「住宅構造」のすり合わせができるため、最も安全なプランが早く決まります。
ステップ3:要望の優先順位を共有する
「一番の目的は転倒防止」なのか「介助者の腰痛防止」なのか、優先順位を伝えておくと、ケアマネジャーも理由書が書きやすくなります。
3. 業者とのトラブルを防ぐチェックリスト
契約前に以下の項目を確認しましょう。
見積書に「介護保険対象工事」と明記されているか: 対象外の工事が含まれていないかチェックします。
アフターフォローはあるか: 工事後に使い勝手が悪かった場合、微調整に対応してくれるか確認しましょう。
「受領委任払い」に対応しているか: 自治体によっては、最初から自己負担分(1〜3割)だけを支払えば済む「受領委任払い」が選べます。多額の立て替えを避けたい場合は、対応業者か確認が必要です。
4. まとめ:チーム一丸で進めるリフォームが成功の鍵
介護リフォームの成功は、**「ご本人・家族」「ケアマネジャー」「施工業者」**の3者が密にコミュニケーションを取れるかどうかにかかっています。
専門知識のある業者を味方につける
ケアマネジャーに具体的な不安をさらけ出す
将来の身体変化まで見据えた計画を立てる
このポイントを押さえるだけで、後悔のない、家族全員が笑顔になれる住まい作りが実現します。
まずは、今日一日の生活の中で「ヒヤッとした瞬間」がどこにあったか、書き出すことから始めてみませんか?
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