中古マンション購入ならどっち?「リフォーム済み」と「未リノベ」の費用・満足度を徹底比較


中古マンション探しを始めると、必ず直面するのが**「リフォーム済み(リノベ済み)物件」にするか、「未改修の物件を買って自分でリノベーション」**するかという選択です。

「綺麗な状態ですぐ住めるほうが楽だけど、割高なの?」「自分で自由に作りたいけど、予算オーバーが怖い……」など、悩みは尽きないものです。

この記事では、中古マンション購入を検討している方に向けて、2つの選択肢の費用相場、入居までの期間、そして住み始めてからの満足度を徹底的に比較。あなたにぴったりの選択ができるよう、プロの視点でメリット・デメリットを整理しました。


1. 【一覧比較】リフォーム済み vs 未リノベ物件

まずは、それぞれの特徴を比較表で見てみましょう。

比較項目リフォーム済み(リノベ済み)未リノベ+自分でリノベ
購入価格割高(工事費・利益が上乗せ)物件価格のみ(格安)
トータル費用明確で資金計画が立てやすい変動しやすいが、調整も可能
入居までの期間即入居可能(最短2週間〜1ヶ月)4ヶ月〜半年程度(設計・工事期間)
間取り・デザイン選べない(万人受けする仕様)100%自由(自分好みに変更可)
見えない部分配管などの更新状況が不明なことも工事中に確認・一新できるので安心
住宅ローン物件代金一本で組みやすいリフォーム一体型ローンが必要

2. 「リフォーム済み」物件のメリット・デメリット

不動産会社が買い取り、リフォームして再販している物件です。

メリット

  • 実物を見て納得できる: 家具の配置や日当たりなどを、実際の空間で確認できます。

  • 初期費用を抑えられる: 住宅ローンに工事費が含まれているため、手出しの現金が少なくて済みます。

  • 手間がかからない: 打ち合わせや業者選びの必要がなく、忙しい方に最適です。

デメリット

  • 「見えない部分」のリスク: 見た目は綺麗でも、壁の中の配管や断熱材が古いままのケースがあります。

  • 割高なケースも: 会社の利益や広告費が上乗せされており、自分で同等の工事をするより高くなる場合があります。


3. 「未リノベ+自分でリノベ」のメリット・デメリット

古いままで売り出されている物件を購入し、自分で設計・施工を依頼する方法です。

メリット

  • こだわりを100%実現: 「アイランドキッチンにしたい」「広い土間が欲しい」といった夢を叶えられます。

  • コスパが良い: 素材を工夫したり、必要な部分だけにお金をかけたりすることで、賢く予算を配分できます。

  • 信頼性が高い: 解体時に構造や配管をチェックできるため、長く住む上での安心感があります。

デメリット

  • 入居までに時間がかかる: 物件探し、設計打ち合わせ、工事とステップが多く、すぐに住むことはできません。

  • 予算管理が難しい: 工事中に想定外の劣化が見つかり、追加費用が発生するリスクがあります。


4. 費用と満足度の分かれ道:どっちがお得?

結局、どちらがお得になるかは「何を重視するか」で決まります。

「総額の安さ」ならリフォーム済み

不動産会社は建材を一括仕入れしているため、個人の工事よりも施工単価が抑えられていることが多く、結果的に販売価格としての総額が安くなる傾向にあります。

「長期的な資産価値」なら自分でリノベ

自分で配管まで一新(フルスケルトンリノベーション)した場合、住まいの性能そのものが向上します。将来売却する際も、工事履歴を明確に提示できるため、資産価値を維持しやすくなります。


5. 失敗しないためのチェックポイント

どちらを選ぶにしても、以下の点には必ず注意しましょう。

  • リフォーム済みの場合:

    「給排水管は更新されているか?」「アフターサービス保証の期間は?」を担当者に必ず確認しましょう。

  • 自分でリノベする場合:

    マンションの管理規約により「床材の指定」や「水回りの移動制限」がある場合があります。購入前に必ずリノベ会社に現地を見てもらいましょう。


まとめ:あなたのライフスタイルに合うのは?

最後に、判断の基準をまとめました。

  • 「リフォーム済み」がおすすめの人

    • とにかく早く、楽に引っ越したい。

    • ローンの支払額を確定させ、安定した資金計画を立てたい。

    • スタンダードで綺麗な部屋ならこだわりはない。

  • 「未リノベ+自分でリノベ」がおすすめの人

    • ライフスタイルに合わせた唯一無二の家を作りたい。

    • 壁の中までしっかり直して、長く安心して住みたい。

    • 物件探しから家作りまで、過程そのものを楽しみたい。

中古マンションは「箱」選びと同じです。中身が完成しているものを選ぶか、自分で中身を詰めるか。あなたの理想の暮らしをイメージして、最適なパートナー(物件)を見つけてください。


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