マンションリフォームの費用相場は?間取り変更や水回り一新の予算と見積もりの見方


マンションのリフォームを検討し始めると、最初にぶつかるのが「結局いくらかかるの?」という費用の壁です。一戸建てと異なり、マンションは専有面積や構造がある程度決まっているため、リフォーム内容ごとの相場を把握しやすいのが特徴です。

この記事では、水回りのリフォームから、間取りを大きく変えるフルリノベーションまで、具体的な予算感と「失敗しない見積書の見方」を詳しく解説します。


【内容別】マンションリフォームの費用相場

リフォームの規模によって、予算の桁は大きく変わります。まずは「やりたいこと」がどの価格帯に入るのか、目安を確認しましょう。

1. 水回り4点セット(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)

生活に欠かせない水回りをまとめて一新する場合の相場は、100万円〜200万円です。

  • メリット: 個別に依頼するよりも諸経費や養生費を抑えられるため、合計で数十万円単位でお得になるケースがほとんどです。

  • 予算の分かれ目: 設備のグレード(食洗機の有無、お風呂の断熱性能など)によって大きく変動します。標準的なグレードであれば150万円前後が主流です。

2. 部分的な間取り変更(壁の撤去・設置)

「リビングを広くしたい」「子供部屋を2つに分けたい」といった工事の相場です。

  • 壁の撤去(1箇所): 5万円〜15万円程度。

  • 壁の設置(1箇所): 10万円〜25万円程度。

  • 和室を洋室に変更: 40万円〜90万円程度(床の段差解消やクローゼット設置を含む)。

3. フルリノベーション(スケルトンリフォーム)

内装や設備をすべて解体し、ゼロから作り直す場合の相場は、㎡単価10万円〜20万円が目安です。

  • 60㎡の場合: 600万円〜1,200万円

  • 80㎡の場合: 800万円〜1,600万円

  • 注意点: 築年数が古い物件では、配管の全交換や断熱工事が必要になるため、1,000万円を超えるケースが多くなります。


賢い見積もりの見方:ここをチェックすれば失敗しない

業者から届いた見積書、合計金額だけを見て判断するのは危険です。以下の3点を必ずチェックしてください。

1. 「一式」という表記の中身を確認する

「解体工事 一式 30万円」のように記載されている場合、何が含まれているのかが不透明です。どこまでが範囲内か(産廃処理費は入っているか等)を口頭ではなく書面やメールで確認しておきましょう。

2. 「諸経費」の割合をチェックする

一般的に、工事費全体の**10%〜15%**程度が諸経費(現場管理費や通信費など)として計上されます。ここが極端に安い場合は、他の材料費に上乗せされているか、アフターフォローが手薄な可能性があるため、理由を確認してみるのが賢明です。

3. 「別途事項」や「有効期限」を見逃さない

「駐車場代は別途」「管理組合への申請代行は別途」など、枠外に書かれた追加費用が数万円単位で積み重なることがあります。また、近年は建築資材が高騰しているため、見積もりの有効期限(通常1カ月程度)を過ぎると再見積もりで値上がりするリスクがあることも覚えておきましょう。


費用を抑えつつ満足度を上げる「収益版」対策

コストを抑えながら理想を叶えるための、具体的なテクニックです。

  • 水回りの位置は変えない: キッチンやトイレの場所を数メートル移動させるだけで、床下の配管工事費が20万円〜30万円上乗せされます。位置を固定し、設備自体のグレードを上げる方が満足度は高まります。

  • アクセントクロスの活用: 全体の壁紙を高くするのではなく、一部だけデザイン性の高い壁紙(アクセントクロス)にするだけで、数千円の追加で部屋の高級感が劇的に変わります。

  • 補助金制度を使い倒す: 「先進的窓リノベ事業」などの補助金を活用し、内窓を設置することで、断熱性能を上げつつ最大で数十万円の還付を受けられる可能性があります。


まとめ:複数社の「比較」が成功への近道

マンションリフォームの費用は、会社の規模や得意分野によって大きく異なります。

  • まずは3社ほどに相見積もりを依頼する

  • 条件(設備グレードや工事範囲)を揃えて比較する

  • 安さだけでなく、担当者の提案力や保証内容で選ぶ

納得のいく予算配分で、今の住まいを「最高の空間」へとアップデートさせましょう。



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