「これって本物?」ブランドバッグの買取査定で偽物と判断されないための注意点


「フリマアプリで買ったブランドバッグ、いざ売ろうとしたら『偽物です』と言われてしまった…」

「家族から譲り受けたバッグ、本物だと思っていたのに買取不可に…」

ブランドバッグの買取査定で、偽物と判断されてしまうケースは少なくありません。悪意がなくとも、知らないうちに偽ブランド品(コピー商品)を所持してしまっている可能性もゼロではありません。

この記事では、ブランドバッグの買取査定で「偽物」と判断されて失敗しないために、事前に知っておくべきことや、安心できる買取店の選び方について解説します。

1. なぜ「偽物」と判断されてしまうのか?

買取店がブランドバッグを「偽物」と判断する理由は、大きく分けて二つあります。

(1) 明らかなコピー品である場合

素材の質感、縫製の粗さ、ロゴの字体や配置、シリアルナンバーの不自然さなど、プロの査定士が見れば一目で偽物だとわかるケースです。

(2) 真贋の判断が難しい場合

これが最も厄介なケースです。

  • 製造年月日が古い: 昔のモデルは、現在のモデルと仕様が異なり、真贋の判断が難しい場合があります。

  • 付属品がない: ギャランティカード(保証書)や購入時のレシートがないと、本物であることの証明が難しくなります。

  • 状態が悪い: 経年劣化が激しい、過度なリペアがされているなど、状態が悪すぎると細部が確認できず、本物かどうかの判断がつかないことがあります。

買取店は、偽物を買い取ってしまうと、法律違反(商標法違反)に問われるリスクがあります。そのため、少しでも疑わしいと判断すれば、「買取不可」という結論になります。

2. 偽物と判断されないために、事前にできること

買取査定を依頼する前に、以下の点をチェックしておきましょう。

(1) ギャランティカード(保証書)とレシートの確認

ギャランティカードは、そのバッグが正規店で購入された本物であることの最も有力な証明になります。購入時のレシートも、本物であることを証明する重要な書類です。これらが手元にあるか、必ず確認しましょう。

(2) シリアルナンバーの確認

多くのブランドバッグには、製造年や製造場所を特定するシリアルナンバーや刻印があります。この番号が不自然ではないか、ネットで調べてみるのも一つの手です。ただし、一部のブランドではシリアルナンバーがないモデルや、偽物にも精巧なシリアルナンバーがついている場合があるため、これだけで判断するのは危険です。

(3) 買取店の選び方

これが最も重要です。 偽ブランド品を売却するリスクを避けるためにも、以下の点を考慮して買取店を選びましょう。

  • 公式サイトで買取実績を確認: 公式サイトに豊富な買取実績や、ブランドごとの専門知識があることをアピールしている店舗は、安心して任せられる可能性が高いです。

  • 「真贋鑑定」を明記しているか: 多くの優良店は、自社が持つ真贋鑑定のノウハウを公開しています。

  • 古物商許可証の確認: 適切な許可を得て営業しているか、公式サイトで確認できるかどうかも、信頼性の判断材料になります。

  • 実店舗での査定を検討: 宅配買取よりも、実店舗に持ち込んで目の前で査定してもらう方が、安心してやり取りができます。

3. もし「偽物」と判断されてしまったら?

プロの査定士が偽物と判断した場合、基本的にその判断は覆せません。

  • 理由を尋ねる: 「なぜ偽物と判断されたのか」を尋ねてみましょう。具体的な理由(例:この部分の縫製が不自然、刻印の字体が違うなど)を教えてもらうことで、もし誤って偽物を購入してしまっていた場合でも、今後の知識になります。

  • 無理に売却しようとしない: 別の業者に持ち込んでも、プロであれば同じ判断になる可能性が高いです。また、偽ブランド品の売買は法律で禁じられています。

まとめ:安心できる買取店選びが成功の鍵

ブランドバッグの買取査定で「偽物」と判断されることを避けるには、本物であることを証明する書類を揃えることと、信頼できる買取店を選ぶことが最も重要です。

  • 事前に付属品(ギャランティカード、レシート)を確認する。

  • 買取実績が豊富で、真贋鑑定に自信を持つ専門の買取店を選ぶ。

これらを心がけることで、大切なブランドバッグを安心して、納得のいく形で手放すことができるはずです。

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