【プロが教える】ブランドバッグ買取|売る前のクリーニング・メンテナンス方法
「使わないブランドバッグ、売りたいけど、少しでも高く買い取ってほしい…」
「でも、自分でメンテナンスして、かえって状態を悪くしないか心配…」
大切なブランドバッグを売却するなら、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。実は、査定に出す前に簡単なクリーニングやメンテナンスを行うだけで、買取価格がアップする可能性がぐんと高まります。
今回は、買取専門店が査定でチェックするポイントを踏まえ、誰でも簡単にできるブランドバッグのクリーニング・メンテナンス方法を分かりやすく解説します。
1. なぜ「売る前のケア」が大切なの?
買取査定では、バッグの**「状態」**が最も重要な判断基準の一つです。
清潔感: 汚れやホコリがない、清潔なバッグは、査定士に良い印象を与えます。
保管状態: カビやニオイがないか、型崩れしていないかなども厳しくチェックされます。
すぐに再販できるか: 綺麗な状態のバッグは、業者側がクリーニングの手間を省けるため、買取価格に反映されやすくなります。
2. 簡単!自分でできるクリーニング・メンテナンス方法
プロに頼むほど大掛かりなことをする必要はありません。ご家庭にあるもので、サッとできる簡単なケアで十分です。
ステップ1:ブラッシングとホコリ取り
使うもの: 洋服ブラシや柔らかい布、掃除機
やり方:
ブラシで、バッグの表面や縫い目のホコリを優しく払い落とします。
バッグの中は、ノズルの細い掃除機で隅々のホコリやゴミを吸い取ると、見違えるほどキレイになります。
ステップ2:外側の汚れを拭き取る
使うもの: 柔らかい布(乾いたもの、または固く絞ったもの)
やり方:
【革製品】 乾いた柔らかい布で、優しく乾拭きします。目立つ汚れがある場合は、革専用のクリーナーを少量つけて拭きましょう。
【キャンバス地】 固く絞った濡れタオルで、汚れが気になる部分を軽く叩くように拭きます。強く擦ると生地が傷むことがあるので注意しましょう。
ステップ3:内側の汚れを拭き取る
使うもの: 柔らかい布(乾いたもの、または固く絞ったもの)
やり方:
乾いた布で、内側のホコリや汚れを拭き取ります。
シミがある場合は、無理に取ろうとせず、そのままにしておきましょう。
ステップ4:ニオイ対策と湿気対策
使うもの: 重曹、乾燥剤
やり方:
バッグの中に重曹を入れた小袋を数時間入れておくと、イヤなニオイを吸い取ってくれます。
湿気はカビの原因になります。売却する前に、風通しの良い場所で陰干しをして、中の湿気を飛ばしましょう。
3. 買取前にやってはいけないこと
「綺麗にしよう」と思って、逆効果になってしまうこともあります。以下の点は絶対に避けましょう。
無理なシミ抜き:
シミを無理に取ろうとすると、革の色が剥げたり、跡が残ったりして、かえって状態を悪化させてしまいます。
間違った洗剤の使用:
革製品に、革専用ではない洗剤を使うと、変色やひび割れの原因になります。
香水を吹きかける:
バッグに強い香りを付けてしまうと、査定士に不快感を与え、マイナス評価に繋がることがあります。
ブランドバッグの買取は、売る前の簡単なケアで差がつきます。今回ご紹介した方法を参考に、あなたの大切なバッグを、最高の状態で査定に出してみませんか?