🏠吹き抜けをふさぐ前に知っておきたい!費用相場と工期、注意点
こんにちは。リビングの吹き抜け空間は開放感と採光をもたらしますが、「冷暖房効率の悪さ」や「空間の持て余し」といった理由で、床を張って部屋を増設(吹き抜けをふさぐ)ことを検討される方も多いです。
この記事では、吹き抜けをふさぐリフォームを行う前に知っておくべき「費用相場」「工期の目安」、そして**「計画の注意点」**を解説します。
1. 吹き抜けをふさぐリフォームの「費用相場」と「工期」
費用は、ふさぐ面積(床面積)と、仕上げに何を求めるかによって大きく変動します。
① 費用の相場(目安)
吹き抜けをふさいで床を張る基本工事のみの場合、1箇所(吹き抜け1面)あたりの費用相場は以下の通りです。
| 工事内容 | 費用の相場(1箇所あたり) | 備考 |
| 床を張る基本工事 | 約50万円〜150万円 | 床材、下地組、構造補強など。面積や梁の状況で変動。 |
| 内装仕上げ | 上記費用に含む | 新設した壁や天井のクロス貼り、照明設置など。 |
| 追加工事(壁設置) | 約10万円〜30万円/面 | 新設した部屋を完全に個室にする場合。 |
| 追加工事(窓新設) | 約15万円〜40万円/箇所 | 新設した部屋に採光用の窓を設置する場合。 |
【費用の変動要因】
床面積: 面積が広いほど、材料費と工賃が上がります。
構造: 木造、鉄骨造などの構造によって、床を支えるための補強方法(梁の追加など)が変わり、費用が大きく変動します。
用途: 単に床を張るだけでなく、部屋として機能させるための壁、扉、電気配線などを追加すると費用が上がります。
② 工期の目安
工期は、ふさぐ面積や追加工事の有無、建物の構造によって大きく異なります。
床を張る基本工事のみ: 約1週間〜2週間
壁・扉の設置、電気配線を含む個室化: 約2週間〜3週間
2. 計画前に知っておきたい「構造上の注意点」
吹き抜けをふさぐ工事は、建物の構造に手を加える重要なリフォームです。
① 建築基準法と構造計算の確認
増築とみなされる可能性: 吹き抜けをふさぐことは、建築基準法上「床面積が増える増築」とみなされる場合があります。増築とみなされると、**「確認申請」**が必要になることがあり、工期と費用が増えます。
構造計算: 新しい床の重さや、将来的にその部屋に置く家具の重さに耐えられるよう、梁や柱に十分な強度があるか構造的な計算が必要です。これは専門の設計士や構造技術者による確認が不可欠です。
② 採光と換気の問題
採光の確保: 吹き抜けは採光の役割を担っていたため、ふさぐことで1階部分や周囲の部屋が暗くなる可能性があります。新設する部屋や、元々暗かった周囲の部屋の採光をどう確保するか、検討が必要です。
換気: 新設した部屋が閉鎖的にならないよう、窓や換気扇の設置、空調の確保も併せて計画しましょう。
3. リフォーム後の「メリット」と「デメリット」
工事を行う前に、改めてリフォーム後の生活をシミュレーションしておきましょう。
| 項目 | メリット | デメリット |
| 費用 | 居住スペースが増えるため、引っ越しや増築よりは安価に部屋を増やせる。 | 構造補強が必要な場合、予想以上に高額になる可能性がある。 |
| 冷暖房 | 吹き抜けによる熱のロスがなくなり、冷暖房効率が劇的に改善する。 | 1階と2階の空気の流れや光の通りが悪くなり、別の場所で換気・採光の問題が出る場合がある。 |
| 騒音 | 1階と2階の音の伝わりが遮断され、プライバシーが守られる。 | 吹き抜けが持っていた開放感や広々とした空間が失われる。 |
💖まとめ:専門家への相談が成功の鍵
吹き抜けをふさぐリフォームは、メリットが大きい反面、構造や法規が複雑に絡みます。
最優先事項: 必ず複数のリフォーム会社や専門の設計事務所に相談し、構造的な安全性の確認と確認申請の要否をチェックしてもらいましょう。
適切な設計と施工で、快適な新しい居住空間を手に入れましょう。